現在サーバーを収納目的とした 19 インチラックは、ほとんどが TIA/EIA-310-D という規格に則っています。元々の規格は EIA (米国電子機械工業会)によって定められたものですが、 1988 年に TIA (米国電気通信工業会)と合併し、 TIA が EIA の電気通信部門として活動していることから両者の名称が規格に付いています。
さて、この TIA/EIA-310-D という規格ですが、具体的にはレール間の幅を 19 インチ (482.6mm) 、機器の高さ 1.75 インチ (44.45mm) をひとつの単位(1 U )としています。ネジ止め穴のピッチは 15.875mm-15.875mm-12.7mm となっているのが一般的です。従ってラックの高さは 42U とか 45U という単位で表されますが、これは実際にどの高さまで機器を搭載できるのかという、有効内寸ということになります。 42U のラックであれば、1 U サーバーならば 42 台、3 U の高さのサーバーならば 14 台ということになります。

ライトラインの Paramount の場合、ねじ止め穴は 2 種類あります。四角い穴( A )は、ケージナットをかませて機器をマウントします。このタイプは、特にマウントする機器を頻繁に変える場合など、ネジ穴が駄目になってしまうことがありますが、ケージナットを交換するだけで対応できます。また、直接ネジ止めをしないのでラックが長持ちをするという利点もあります。丸い穴( B )は、ネジ溝があり直接ネジを取り付けられますが、その溝にあったネジを使用する必要があります。
Techrak 、 SJ Rack MVS では( A )タイプの穴のみとなっています。 Paramount では、標準が( A )タイプの穴となっていますがオプションとして (B) タイプの穴も利用できます。 |